「初めてのロレックス、どれを選べばいいの?」
そんな悩みを抱えていた僕が選んだのは、GMTマスターII。
購入前は正直“無骨すぎるかも?”と思っていましたが、実際に使ってみると、そのデザインと機能性に惚れ込んでしまいました。
本記事では、GMTマスターIIを実際に使って感じた魅力、後悔しない選び方、初心者でも失敗しないポイントを紹介していきます。
この記事はこんな人におすすめです
・ロレックスを買いたいけどどれにするか迷っている人
・初めて高級時計を買いたいと思っている人
・GMTマスターIIの魅力や使い心地をリアルな声で知りたい人
・実用性もデザインも両立した時計を探している人
・将来的な資産価値も考えて時計を選びたい人
はじめに|購入のきっかけと使用状況
ロレックスのGMTマスターII(Ref.116710LN)を手に入れたのは、約2年前。ずっと憧れていた“高級時計”という世界への第一歩でした。購入先は地元の質屋さん。価格は約165万円と、決して安くはありませんでしたが、時計を見るたびに「買ってよかった」と思える満足感があります。
当初はサブマリーナーと迷っていましたが、あまり派手な印象を避けたくて選んだのが、ブラックセラミックベゼルのGMTマスターII。この落ち着いた雰囲気の黒ベゼルが自分の好みにぴったりで、店頭で見た瞬間、迷いなく購入を決めました。

使い方としては、平日の私服やスーツでの会食の場面など、場面を選ばずに毎日着用。なんなら「止まるのが嫌」という理由で、つけたまま寝ているくらい愛用しています。
最近は新たにブレゲを迎えたこともあり、フォーマルとカジュアルでの使い分けをするようになりましたが、それでもこのGMTマスターIIの出番は非常に多く、“信頼できる相棒”のような存在になっています。
デザイン・存在感について
僕が使っているGMTマスターIIは、黒のセラミックベゼルモデル。これが本当にかっこいい。セラミックならではのツヤ感があって、光の当たり方でさりげなく輝くのがたまらなく高級感を感じさせてくれます。
サイズは40mm。スポーツモデルとしては標準的で、誰にでも似合いやすいサイズ感です。ケースの厚みも約12mmあり、手元でしっかりと存在感を放ってくれるのもポイントですね。
そして、見逃せないのが細部のデザイン。たとえば、黒い文字盤の中でひときわ映える緑のGMT針。これが絶妙な差し色になっていて、見るたびに「よくできてるな〜」と惚れ惚れします。さらに、真っ黒かと思いきやベゼルや文字盤の縁がほのかに光を反射していたり、中心の凹みが奥行きを感じさせたりと、単調にならない立体感のある表情も魅力です。
4本針が織りなすメカニカルな雰囲気も男心をくすぐりますし、インデックスには丸・四角・三角といった馴染みのある形が使われていて、どこか可愛らしさも感じられるバランス感覚が秀逸。しかも夜光もしっかり光るので、夜の顔もまた違った魅力があるんです。
パッと見はシンプルなデザインに見えつつ、実はさまざまな要素が詰め込まれているこの時計。所有して分かる、GMTマスターIIというモデルのデザイン完成度の高さに、ただただ感心するばかりです。

何よりうれしいのは、服装を選ばないところ。筆者は30代の子育て世代で、ほとんどがオフの日に着けています。シンプルな服装が多いんですが、GMTマスターIIをつけるだけでパッと華やかさが出るんですよね。Tシャツにデニムでも、スッと時計が締めてくれる感覚。これ一本で“大人のこだわり”が演出できるので、本当に重宝しています。
資産価値の変動(リセールバリュー)
GMTマスターII(Ref.116710LN)を購入したのは約2年前、価格はおよそ165万円でした。ロレックスの中では比較的落ち着いたモデルですが、最近ネットショップをチェックしてみたところ、2025年5月現在では170万〜185万円ほどで出ているのをちらほら見かけます。正直、「お、ちょっと上がってるな」と思いましたね。

とはいえ、自分としてはこの時計を一生使うつもりなので、売却やリセールはまったく考えていません。それでも、やっぱり“価値が落ちにくい”っていうのはロレックスの大きな魅力。もしものときには資産になる、という安心感があります。
使ってよし、持っていても価値が落ちない。そんなバランスの取れた一本だからこそ、毎日気持ちよく身につけられるんだと思います。
気になる点・デメリット
GMTマスターIIを2年間使ってみて、気になる点をあえて挙げるとすれば「重さ」ですね。ずっしりとした重厚感があって、それがまた“高級時計をつけている”という満足感にもつながっているんですが、やっぱり軽い時計に付け替えたときに「軽いっていいな〜」と思うことはあります。

ただ、大きさも重さも、僕自身はそこまでデメリットには感じていません。むしろ、その存在感が魅力のひとつだと思っています。購入を検討している方は、ぜひ実際に腕に乗せてフィーリングを確かめてみてほしいですね。見た目だけで決めるより、着け心地を重視したほうが、後悔のない買い物になると思います。
2年使って感じた『買ってよかった』と思える瞬間
GMTマスターIIを手に入れてからの2年間、ふとした瞬間に「本当にいい時計を買ったな」と感じることが何度もありました。
たとえば、仕事から帰ってきて腕に時計を通す瞬間。何でもない時間なんですが、「おかえり」と言ってくれてるような、そんな安心感があります。毎日の日課として、柔らかいクロスで拭いて磨く時間も好きで、そうやって手をかけることでますます愛着が湧いていくんですよね。

シンプルなコーディネートの日でも、GMTマスターIIをつけるだけでグッと華が出る。派手すぎないけど、ちゃんと存在感があるのがこの時計の魅力だと思います。
そして何より、この2年間で実感しているのは、「どんな服にも合わせられる万能さ」と、「所有していること自体が満足につながる」ということ。いい腕時計を買ったという実感が、毎日のモチベーションにもつながっています。
まとめ
ファーストウォッチとしてロレックスを検討している方に、僕はGMTマスターIIを強くおすすめしたいです。もちろん、シンプルで王道なエクスプローラーやオイスターパーペチュアルも素晴らしい選択肢ですが、GMTマスターIIにはそれとはまた違った魅力があります。
僕が使っている116710LNは、落ち着いた黒ベゼルが特徴で、派手すぎずどんなシーンにも溶け込みます。さらに、黒と青のツートンがクールな“バットマン”や、黒×茶×エバーローズゴールドの輝きが大人のラグジュアリーを感じさせるコンビモデルも、それぞれ魅力的です。予算や好みに合わせて、自分にぴったりの1本がきっと見つかるはず。
決して安い買い物ではありませんが、GMTマスターIIはその価格に見合うだけの満足感をしっかりと与えてくれます。
腕時計とは、ただ時間を知るための道具ではなく、長く寄り添う相棒のような存在。ときには気分を上げてくれて、日常にちょっとした特別感を添えてくれる、とても素晴らしいアイテムだと思っています。
そんな存在に出会えたことに、心から満足しています。
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